どうにか、気持ちも UNSTOPPABLE のまま手にすることができた Nikon Z 9 です。
販売店の配慮も有ってか、とても丁寧な状態で発売日からちょうど2ヶ月後に手元に届きました。まだまだ多くの方がお待ちになっているようですが…

発売日から約2ヶ月の間に、私の中では揺れに揺れまくった Z 9ですが、首を長くして待った甲斐あってか嬉しい反面でその内容としては少し重くのしかかってきました。うーん、これを機に本格的にビジネス化しなきゃいけないかな、など元を取れるかどうかを天秤にかける自分が居たりします。何を元と定義するのかは置いておきまして。

いや、k.worksでは仕事と遊びの両立を目指しているので、仕事も有りますが、あくまでも遊びの範疇で… それが本音です。

そんな Nikon Z 9 に抱き合わせたのは、NIKKOR Z 50mm f/1.2 SNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

重い腰を上げて撮影に。お得意の庭先にくり出しました。

先ずは、50mm でパシャリと。

私感で申し訳ございません。文句一つ有りません。

Z 9、撮影体験としては、予約〜待機〜撮影〜現像まで、およそ3ヶ月間の熟成脂が乗って更に美味しくなった食べ物のように素晴らしい。

これは Z 7Ⅱ でも撮影できたであろう描写だとも思うのですが、レンズが明るいので 50mm f/1.2 の恩恵がすごい出てるなぁと思うのと、適当撮りにしてはそれなりに良い描写です。
Z 7Ⅱ でもそうなのですが、なんだか適当に撮っても良い写真が撮れてしまうのはNikonのカメラが働いてくれている証でしょうか。まぁ言い過ぎかもですが、何方が撮影してもほぼ同等の写真にはなると思います。
夕暮れ時で、あと少しでベイブリッジに映り込む太陽光がオレンジ化してくる時刻帯でした。

せっかく海辺に来たので、早速 Z 100-400mm へ付け替えて 400mmを堪能してみました。

ハマウィングです。風車の全体が入るようにと、焦点距離は300mm で撮影。

ん、これは、、、

この描写力には少々驚きました。

というのも、これまで Fマウントを含めて私の中ではNikonカメラにて 400mm級の望遠レンズでの撮影は初めてです。この映り込み、衝撃は少々大きかったです。これは楽しくなっちゃうレンズですね。


この風車に書かれている「YOKOHAMA WIND ENERGY」のデザインがちょっとお洒落で感動。風力発電所ってことですね。被写体としてはいつもお世話になっているハマウィングですが、今は一基しかありませんが、そのうち増えてくるのでしょうかね。 ハマウィングについてはこちら をご参考にどうぞ。

こんな風になってくれると面白いのですが…
(こちらは画像Stockからの引用でオランダの風力発電のようです)

さて、望遠レンズを構えると動きモノを撮影したくなるというのは誰もが同じでしょう。

実は、今回の撮影、心の中の目的は「海辺に屯している鳥たちを、Z 9 であればガチピンで撮影できるだろう」ということを最初から目指して来ました。

その出始め一部がこちらです。

しかし、反対の意味で期待を裏切りません。

ある程度想像はしていましたが、Z 9 発売前ニコンプラザで確認したときのように、そう簡単にはAFは追従してくれません。自然の壮大さを目の当たりにしているようです。

被写体が遠くて認識できず捉えられないのでしょうか。さすがの Z 9 でも小さすぎるカモメ(鳥)の被写体検出はしてくれず、橋桁とJALの飛行機の方にピントが。。。

コンティニュアスAFにして、シングルポイントAF、ダイナミックAF、3Dトラッキングなど色々と試しましたが、夕暮れ時になっており少し低照度下だったことも有るのか、これがまたなかなか思ったようになりません。

400mm でも、被写体までの距離がちょっと遠かったかなぁと思う感じでしょうか。それか、遠方の橋桁が明るいからかな。

などなど、色々考えながら途中でマニュアルフォーカスで撮影をしてみましたが、及ばぬ鯉の滝登りとも言うべき状況でしょうか、流石にMFでピントが有った写真の撮れ高はもちろん0枚です。無謀な挑戦でも、やってみて負けが分かるという感じです。

彼是しているうちに、今度はANAが飛来してきました。Z 9 はカモメにはほとんど興味がないのかピントを合わせてくれません。

こんなとき、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」が脳裏に過るのは年齢のせいでしょうか。

奥手が明るく、手前が暗く、しかも被写体が小さく高速移動している。

この状況では、被写体検出が難しいんだろうなと実感。マニュアルには、ダイナミックAF(L)の項目に例として野鳥撮影と記載があるので、意識的に再挑戦してみようかなと。

これまで動きモノを望遠レンズで、しかも意識的に撮影したことがあまりない私にとっては、良い勉強となっています。

この時点で既に1,000枚ほど高速連写を重ねて、ようやくマシなショットが。。。

400mmでのAF速度は思いの外早く優秀です。こういったことを繰り返していると、なんとなく癖が分かってきます。

そうしているうちに、はるか遠くのカモメを、ガチピンとはいかないもののそれなりに捉えることが出来たようです。

AFの癖が把握出来てくると、なんとか遠くのカモメにもピントが合い始めて来ました。

そして、着水寸前のカモメを綺麗に捉えました。

臨港パークからカモメが屯している場所辺りまでがちょっと遠い。焦点距離は既に400mm。これ以上は寄れません。

そうこうしているうちに、今度は「ウミウ」と思われる鳥がカモメを威嚇?している様子が撮れました。

ウミウは攻撃的なんでしょうか、一瞬を切り取ってこう見るとちょっとキモい感じもしますが、人間界でもこのような感じの状況ってありそうだなと…(これ以上は慎みます)

その後は、ご心配なく。難なく逃げて爽快に飛び立って行きました。

更に少し暗くなってきたとき、ヤツが現れました。

連射も少し手慣れてきたようで、うまく4連写でピントを合わせたまま追えました。

今度は、130連写です。

ちょうど、AF追従が外れるようなタイミングが撮れています。

裏手にある明るいハマウィング方面の柱のコントラスト差に持っていかれてしまっているのか、そのポイントでAFがズレる様子が分かります。DSC_2440 辺りから〜

手持ち撮影ということもあり、画角はガクガクブレブレの様相ですがご了承ください。

Z 9の連続撮影では下記のことは良い点として挙げられるかなと。

  • 電子シャッターのために振動がほぼない。
  • EVFがブラックアウトしない。

なんとなく予想はついていたのですが、EVFの描写性能が悪いような…
許容範囲と言えばそうかなと思う感じもしますが、やはりこれをシビアな状況下で使っている人にとっては、ほんの少しの遅延でも描写に関わってくると思います。OVFと比べても仕方ないですが、この辺りはまだまだ発展途上なのかもしれませんね。

これからのメイン機にはなりそうですが、携帯性がよろしくないのと、フラッグシップ機の位置付けということもあり民生機というレベルからは少々逸脱している感もあるので、悩みのネタが一つ増えた感じも。

ただ、(私にとって)お楽しみ機能も色々備わっていて、Z 9 ではFTPサーバーへの直接接続が行えるようなので、その点を深堀りしたいと思っていたりします。
GCPのCloud Storageへの直接保存、なんて普通の使い方ではやらない技も出来そうなので面白そうだなぁと画策しているところです。野外撮影では通信量が半端なーい事になりそうですが。
FTP接続はマニア向けか、ほぼ業務用の機能だと思うので承知の上なのですが、お仕事的にこの辺りに非常に興味が有るのと、カメラ本体だけでこれを実現出来るということでどれだけの有用性が有るものかをお試ししたく…

今回の撮影では、およそ3,000枚を連写。半分以上はちゃんとしてない写真(ピンぼけ含む)でしたが、RAW+JPEGでおよそ 130GB 程度のファイル容量に。

そんな中でも、Angelbird の 160GB を実装していったため、とても快適に撮影が出来ました。

このCFExpress はNikonのサポート対象(使用できるメモリーカード)には今のところ掲載はされていませんが、仕様上は書込:1600 MB/s なので PROGRADEの COBALT(書込:1500 MB/s)よりも高性能という感じで、Angelbird側でもZ 9での実証済みのメモリです。(Z 9を発売日に入手していたら、PROGRADEを買っていた可能性大)

Angelbirdはメーカーとして過去に Apple社製品の内部メモリに採用されていたという実績があるようで、なんだか頼もしいオーストリア国での製造のようですね。今後にも期待したいですね。

私は、CFX32PK も同時に用意しました。
iMacへの転送時に分かったのですが、これ、熱があまり出てない!
対象的に、ちょっと前に購入した LexarのCFExpressはアッツアッツで触れないくらい高温になっていたのに、ちょっと驚きです。

Z 9 によって、UNSTOPPABLEな経済活動になりそうなことを直感として感じている次第です。

まさに沼。


今回の掲載画像は全てJPEG形式としました。
このネタは次回「再考することにした WebP、そして-scaled」として投稿しています。

Categories:

コメントは受け付けていません