Dsc 1041

AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED は多くのファンから評価の高い NIKKORの単焦点レンズです。

発売日から10年以上も経過しているにも関わらず、Fマウントではこの描写を超えるものがなかなか無いと言われるのも、光学系の製品(レンズ)を制作することの奥深さを物語っているのかなと思います。
10年経過しようとも現役レンズですね。

仮にこの状態を、パーソナルコンピューター OSに例えると、2010年頃に発表された Windowsなら Windows 7 、Macなら Mac OS X v10.6 Snow Leopard という感じですね。ブラウザなら Internet Explorer 9。10年も経過するとサポートも終了してしまい、人々から忘れられ、もう使っている人なんてほとんどいらっしゃらないことでしょう。まさにIT業界は進展が早いと言われる所以かもしれしれませんが、勝手に名前をつけて発売されたものが、プログラム改修などによって別モノとして発売されているだけといえばそれまでなので、手が入れやすいという見方もあるでしょう。

それが光学の市場ではご事情が異なるわけですね。

AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED (24mm ではなく 28mm)に比べて画角も広く、使いやすいレンズですね。

28mm も非常に素晴らしいのですが、この24mm は画角が少し広い事も影響していることもあり色々な対象を撮影することもでき、素晴らしい描写性能を持っていると感じました。

風景もこの 24mm で、撮影ポジションさえ確保できればなかなか良い構図で撮影が出来ます。

今になって、AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED を持ち上げようとしているわけでもないのですが、3年も熟考(?)した末に手に入れた描写力を…

AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED 素晴らしく感動的な描写力だと思いました。夜景などもチャレンジしたくなる、そんなレンズですね。近々、みなとみらい界隈に持ち出してみることといたします。

同行させた AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED でも負けず劣らずの描写性能はありますね。

他の写真も諸々有るのですがこの辺りで締めます。

2021年、iPhoneなどのスマホカメラの性能アップ、お気軽撮影も相成って、一眼レフの重たいレンズを持ち運んでまで撮影する人達の割合は押されて減っているように感じます。ですが、景色の素晴らしい環境に行きますと意外にもかなりの数のカメラ好き?撮影好き?の人がいらっしゃるんですよね〜。

Nikonからも 2018年にZシリーズが発売されたこともあり、Fマウントの次世代を担おうとしているZマウントの新時代が訪れているの最中に私達は身を置いています。つい先月のこと ミラーレスのフラッグシップモデルと言われる Z9 が開発発表(発売予定)され、ミラーレス中心の世界観になっちゃうのかなと、少々寂しくもあり、期待感もあり。

他人様の撮影した写真ではありますが、ネット上で D850 と Z 7II を比べている情報を見ていますが、どうも私はミラーレスで撮影した写真がカッチリしているところが良くもあり悪くもあり、そんな印象を受けています。部分的に切り取って見ると確かに繊細ではあるのですが、全体を見たときの第一印象は、なんとなくD850一眼レフの方が良いんですよね。音楽再生の世界観と少しばかり似ているかも。Z 7II とかを所有して使い込んだらまた違う印象を受けるんでしょうけどね。

CDで再生した音源がよいか、アナログレコードで再生した音源がよいか、そんな感じと少しばかり似ているのかなぁーと。フィルムとデジタル一眼レフの時にも、これまた感覚的には同じ様なことが起きていたのでしょうね。私はフィルムは「写ルンです」くらいしかやっていないので、然程デジタルには抵抗はありませんでした。

撮影機材が軽いことに越したことはないのかもしれませんが、好きなものを好きな状態でやるというのが一番ですね。正解は一つではなく求めるものでもないので、それぞれやるというのが一番でしょう。

今回の撮影で、私はローラーバックに機材を入れてコロコロさせながら現地入りしましたが、流石にこの手の方は一人もお見受けしませんでした。熟練者であろう方々は自分の体より大きなリュックバックを背負っていましたね。私はモヤシの様な生活スタイルなので体力的にお手上げなのです。

現在のメイン機D850での上記撮影写真は、イメージセンサー汚れのため Lightroomにて青空の景色辺りは少々補正してあります。恥ずかしながら事前に注意しておらず、久しくこの手の撮影をしていなかったため、思った以上に汚れがあったようで… チリも積もれば黒点に。
そんなときは イメージセンサーのゴミの点検 を行いましょう。

さてさて、Zシリーズへの沼入りをいつにしようか。と、ずっと悩みながら、しばらくはこの AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED の描写力を堪能してみることといたします。

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