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私がここで書く必要も無いほど、新型コロナウィルスの多様な影響が各方面に出ていますが、いくつかのお題目に沿って私なりの考えを書きたいと思います。

風邪症状

世界中で影響が出ている中、この日本においては、感染に対する統計上の数値や確立が低いという不思議な情報が出ています。

専門家によっても意見は様々なようで、このウィルスは重篤化する可能性が高いので危険という人も居れば、単なる風邪だといういう人も居ます。要するに、凡人からすると何を信用してよいかが分からないが故の恐怖感に陥っているのではないかと私は思っています。

そして、今ころになりマスクの争奪戦が繰り広げられています。どちらかと言うと私は、健康な状態であればマスクは気休め、喉の乾燥防止程度に利用するものだと思っています。(N95レベルの医療用マスクは別として)

頑固者かもしれませんが、私は医師や専門家に対して懐疑的な視点でものをみる質なのですが、恐怖感に陥っているみなさんが自分自身の頭を使って考えれば良いことも多いのではないでしょうか。

日頃から何もしていないことに対し、湧いて出てきた余計なモノに対して思考が止まり、行き場のない思考が恐怖を生むのです。

私の置かれた環境の一つに、昨年末より何故か咳をする人が異常に多かったという状況が有りました。コロナウィルスどうこうが騒がれる前でしたが、この状況は普通じゃないなとすぐに察知しマスクを付けました。これは自分に対する気休め程度の防御行為であります。何かが変だと。ただただその様に感じていたのです。

しかし残念な事に、その日以降に喉から異常を感じ、風邪の初期症状が発症しました。これは感染経路云々を言うわけではなく、自分の周りで起きたことを整理するとこうだと述べるだけです。おそらくあの状況で防御しきれずなにかに感染したのだろうと。(付け加えますが、熱も然程上がらず、病院にも行かずに体調は数日で回復しましたが、今までに感じた事のないチクっとした喉への痛みから症状へ発展したのを覚えています)

ここで振り返ると、この状況において何に感染したのか、本当のことは誰もわかりません。

日本人の忖度感情がいろいろな実態を制御していることは分かるのですが、この状況に関しても誰も何も言わないというのも、なんだか気持ち悪いものでした。(実際には影で色々言っているかと思うのですが)

私自身がもし咳をし始めたり、気分が悪ければ、会社勤めでも容赦なく休みます。これはサラリーマンの大特典です。おおいに休んだ方が良いでしょう。経営者ではない限り、大抵の物事は貴方が居なくてもなんとでもなるでしょう。

それでも出社を余儀なくされる人、業務上どうしても仕事をしなければならない人も中には極稀にいるかも知れませんが、私からすると体調が悪い中で出社してくる輩は偽善者にしか見えません。もし貴方が死んでしまったら同じことです。実際の心理としては、有給を使いたくないか、給料が引かれる事を危惧している事が多いのでしょうし、他の誰かに悪いウィルスを伝搬させてしまうことなど微塵も考えていないのでしょう。
(注意)ただし医療従事者などの業務に依存しますが、我々の様なデスクワークを中心としたワーカーの範疇では人命に関わる仕事は極稀ですので。

企業にとってのテレワーク

幸か不幸か、テレワークが推奨され始め、特にディスクワークのワーカーは業務が行いやすい状態となりました。企業にもよるのでしょうが、この環境を整備していた企業と、そうではない企業も含め一斉に慌て始めました。

私は偶々IT業務に従事していますので、今回の新型コロナウィルスによる影響は現時点では限りなく少ない、もしくはほぼ有りません。

そもそもフリーランスでありオフィス環境は自前にて最高の状態で設置しているため、強いて言うならば、仕事をするにあたり企業内に無駄に顔を出さなくて良いという方がメリットとして大きいと言えます。

私が会社経営者であれば、下記のことを考えます

  • オフィスって必要?
    → このままリモートワーク業務が続いたら、オフィスの賃料無駄だよね。
  • 営業って必要?
    → 人と会うな要請が出ている中、やること限られてるよね。
  • もしかしたら需要拡大?
    → プロパー雇用ではない人材を増やすチャンスでしょう。

参った時代になったもので、雇用に関しては会社の方が立場が弱くなっているというのが最大の山場でしょう。

この様に考えるのは、IT企業にとっては、現時点では限りなく少ない影響が、今後を見据えると大きな影響となる可能性が高いからです。ましてや、リモートワークによって今まで見えてこなかったメリットを見出す最大のチャンスだと、私ならそう捉えます。

企業が小さい場合には取り回しは利きやすいので、会社が立ち行かなくなる前にこれらの数値を夜鍋して弾き出す労力は経営者には必要になるでしょう。プロパー社員を雇用している経営者の大変さは多くの部分で共通して影響していると思います。

多様な連鎖とはこのような部分を言いたいのです。

どの企業も最終的には紐で繋がっていると考えるべきでしょう。今は大丈夫かもしれませんが、この先、確実に影響を受けるでしょうし、この線引をうまく行えるかどうかが経営者には求められていると感じます。

テレワーカーの注意点

リモートワークを余儀なく強いられているプロパーワーカーは、だんだんと下記の点に気が付いてくると思います。

  • 自宅の光熱費が高くなってるな。。。

当たり前ですが、今までこれは会社持ちでオフィスでまかなえていたものです。

テレワーク実施に対してしっかりとした会社からの提案が提示されているケースでは良いのですが、これらの経費に関して何も提示が無い場合には会社への打診をした方が良いでしょう。

ここまでの対策を打ち出している企業はどれくらい有るのでしょうか。あまり知りたくも有りませんが、少なくとも私は耳にしない要素です。

自分の頭で考えることが何よりも重要な状況になりつつあるなと改めて認識させられます。

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