ベイサイドブルー(バス)と赤レンガ倉庫

これまで SIGMA fp L を手にしてからというもの、お散歩的にスナップ撮影をすることがあまりなかったのですが、たまの余暇にみなとみらい界隈をお散歩してみました。

SIGMA社とfoveonセンサー

SIGMA社は、私の中ではサードパーティ製のレンズ群を発売しているレンズメーカーというイメージが強いのですが、歴史的な存在は古く、1961年、私よりも一回りも前に創業されているメーカーです。

foveon(フォビオン)センサーを使ったカメラを発売してカメラ界を賑わせてくれていたちょっと変わったカメラメーカーですが、最新モデルではfoveonセンサーは搭載されず、主要メーカーの殆どで採用されているベイヤー配列センサーが採用されています。

foveonセンサーはファンの間では相応に支持されているようですが、私は sd / dp Quattroシリーズを保有したことが無いためその凄さの実体験がないのですが、たまたま知人が保有しているということで、dp3 Quattroで撮影した写真をいただきましたので許可を得て掲載いたします。


dp3 Quattro

まず、dp3 Quattroで撮影された写真を見て、素晴らしい色調表現だなぁと、夕暮れ時の街の風景写真に感動しました。

こちらに記載していた記事は別の記事へ転載しました
カラースペース sRGB / Display P3 / Adobe RGB


SIGMA fp L ベイヤー配列センサー

さて、お散歩にお話を戻します。

お散歩ということで、長期に渡りデスクワークで鍛えられた?足腰のリハビリにも良いため、見馴れた風景を ベイヤー配列センサーへ食わせに行こうと思います。

24mm F2 DG DN | Contemporary

色調はLightroomで若干おめかししていますが、ベイサイドということで青がキレイですね。とても良い写真が撮れました。
逆光耐性なども良く光芒の出方も独特で 24mm F2 DG DN | Contemporary なかなか良いかも、と思わせてくれる写真が撮れますね。

24-70mm F2.8 DG DN | Art

さて、レンズを交換してお散歩を続けます。

こちらは 24-70mm F2.8 DG DN | Art 万能レンズとも言うべきでしょうか、色々なシーンで利用出来ます。
ただし、上記の 24mm と比べると明らかに重量も増大しますので「お散歩」には向いていないかも。
開放値 f/2.8 では周辺減光がそれなりに見られるので、Nikon の ヴィネットコントロールの恩恵がよく分かります。(1、2枚目)

手ブレ補正機能が有るカメラに対し、SIGMA fp L を躊躇しているユーザーも多いのかなと思いますが、1/100 以上のシャッタースピードが確保できれば、ほぼブレのない写真が撮れると思います。
ただし、センサーは繊細ですので、なるべく固定して撮影する方が無難ですね。

3枚目の逆光の写真は、わざと撮影してみたものですが、フレアの少なさに感動していた反面で、24mmの焦点距離でも意外と歪曲が出ていることに気が付きました。あえて変形をせずにそのまま掲載しました。こんなに出るかな… なるほど、という感じです。

赤レンガ倉庫前では、今期も恒例のアートリンク。「スリッパでステップ」?
オジサンは、スケートリンクをスリッパで快走出来るのかと勘違いしてしまい、リンク内に居る人の足元を確認してしまいました。イベント紹介のページを見ると、なるほど、という感じですね。

ベイサイドブルー は偶々の撮影時に停車したところを撮影。全長の長いバスが走っているなぁと、随分前から見かけていながら一度も乗車したことはないのですが、すかさず赤と青のコラボレーションを。

SIGMA fp L は標準ファインダーが付いていないので背面液晶でフォーカスピーキングをうまく利用すると良いかと思います。私は最近、視力が若干低下してきている事もあり少々辛い部分も…

撮れた写真はもちろん良いのですが、写真を撮るという行為自体を改めて考えさせてくれるカメラだなと思いました。もちろん、iPhone では味わえない味なのです。

手軽さは何かを犠牲にしているかも?という事を忘れないでおく必要がありそうですね。

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