Ext JS 5 の正式版が昨晩リリースされました。Sencha Ext JS
ダウンロードした後、サンプルを覗くと、デザインも一新されていてスッキリした感じのサンプル画面が表示される。 オンラインでも Ext JS 5.0 EXAMPLES から見る事ができる。
中でも、Widget Grids が素晴らしい。
グリッドの中に、Slider や Chart が組み込めるようになっているらしく、動作も軽量である。さて、どんな用途があるのか模索するのが楽しみだ。
Bubble チャートもなんだか良い!
テーマビューワー を覗いてみると、追加された iPhone風デザイン Crisp が初期表示で見る事ができる。Theme Viewer
ここまで作り込まれたプロダクトであるからには仕方の無い事ではあるが、Ext JS 5 は有償版となっているようである。$595.00
ダウンロードした Ext JS 5 を見てみると、コンポーネントの上部に Ext JS Trial という文字が。。。
「Trial」 とは試用版を意味しているはずで、このままでは動作はするが、表示は消えない。
どのようなライセンスチェックをされているのかは定かではないが、これが足かせになり資金がかけられないチームからの注目をストップしてしまう可能性もなきにしもあらずである。
私的には決して高い値段ではないとは思うが、はたしてどうなのだろうか。
過去をさかのぼると、こういったプロダクトライセンス制度は絶妙なバランスが必要であるが、どのような方向で進展していくのかは注目したいところである。
現時点では、日本の正規代理店である2社からの告知はまだ無いようだ。
ゼノフィー http://www.xenophy.com/product/sencha/sencha-extjs
キャノンITソリューションズ http://www.canon-its.co.jp/tools/sencha/s_extjs.html
おそらく、国内での購入は為替レートを問わず高額になることは否めないであろう。
この先、ウェブ業界は Ext JS を代表とする DOM操作によるレンダリングコンテンツが主体となってくる事が予想されている。
ますます、勉強熱心にならないといけない気がしてくるのは、私だけではないであろう。
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