WordPressのプラグインに Post Views Counter という、いわゆる古参機能の来訪者カウンタが有ります。
およそ25年ほど前に運営していた自前サイトに CGI でカウンタを設置していたのを微笑ましく思い出します。
Post Views Counter 以外にも様々なカウンタ実装のプラグインが有るようですが、こちらが古くからあるようです。
機能実装的にもバグが枯れているのか、2022-11-01 時点ではプラグインの更新も9ヶ月前と少し不安でしたが実装してみました。
Post Views
公式的には、WordPress 6 での検証がされていないようですが、おそらく動作するだろうという感じから導入を。
設定での表示位置を「手動」にして、ショートコードを必要箇所のブロックに埋め込みました。
[post-views]
詳細を把握しておりませんでしたが初設定を施し、これだけで「投稿」「ページ」をそれぞれカウントし始めるようになり表示されます。
詳細解説は割愛いたしますが、簡単にこの様な実装が完結してしまうので、あれやこれやとプラグインを試してみたくなる気分になります。しかし、最終的に使われる機能や機能同士の干渉を考えると、下手にインストールするのも危険です。
Responsive Lightbox & Gallery と All in One SEO
別記事にしようと思っていましたが、この場でついでに記載いたします。
「ギャラリーの表示がなんだかおかしいなぁ」と思ってはいたものの放置していたのですが、プラグイン更新が発生しないため、自力で治そうと少し検証をしてみました。
その結果判明したことですが、下記の2つのプラグインは同時に使えませんでした。(WordPress 6.0.3 / 2022-11-01現在)
- Responsive Lightbox & Gallery
- All in One SEO
SEO対策のため先月ころに All in One SEO を導入してみた事が切っ掛けになっている事は確かです。
実質的に、前者(Responsive Lightbox & Gallery)に不具合が発生し、ギャラリーでの画像表示がまともに動作しなくなっていました。複数画像が一つのBOX内に収まらず、全て表示されてしまう状態…
おそらく、両者単独でプラグインを動作させた場合には問題が発生しない、またはバグではない、したがってこれらはいつ対応されるのか、一生対応されないか、といった感じかと思っており、私は All in One SEO の使用を中止しました。
一概に言えないところは、その他のプラグイン、またはテーマが関係している可能性が0ではなく、偶々この検証結果でこのように見えているだけ、ということも有り得るわけです。
エラー発生箇所
エラー発生箇所は下記のJavaScript内ですが、windowオブジェクトを取得している箇所でエラーが発生していて、ギャラリーが正常に表示されない現象になっているようでした。
wp-content/plugins/responsive-lightbox/js/front-basicslider.js
All in One SEO を有効にした時のDOMを見ると、ギャラリーで必要とされている window下にある rlArgsBasicSliderGalleryxxx オブジェクトがいくつか消え去っていて、何かがおかしくなるようでした。
どちらかが何らかの影響を発生させている様子です。
私は、ギャラリーを使いたいため、All in One SEO 使わないことにいたしました。
代わりに、Yoast SEO を。
こういった事を細々と検証するのも本来のエンジニアの姿かもしれませんが、気力と体力が続かないので、記載するまでとしたいと思います。
その後にわかったことですが、All in One SEO を無効化したとしても、
ギャラリー自体をページに埋め込んだ場合には正常動作している様子ですが、ギャラリー自体を見ると、依然として画像表示がおかしい状態になっていました。
ドリフターズのコントのように、こっちを引けばあっちが持ち上がるという、まさに、いたちごっこですね。
WordPress 6.1 対応のPost Views Counter
後日、WordPress 6.1 のリリースと共に、Post Views Counter もアップデートが出ていました。
偶々にしてはタイミングが良いですが、今の時代に需要があまり無さそうな印象ですが使っている人もそれなりに多いんですね。
記事の内容が古くなっているものもあり、適宜アップデートされる場合がございます。