あじさいの季節、初夏を感じる時期ですが、これまで見過ごしていた「あじさい祭り」に足を運ぶことができました。
開成町は神奈川県内にある町で、山間に位置しており自然豊かな町です。
東名高速道路の大井松田ICから降りてすぐのところで、桜木町からですと車でおよそ1時間程度です。
主要駅でいうと、JR小田原駅にほど近い場所になるかと思います。
あじさい祭りは長らく毎年開催しているイベントのようで、設営にも気合が感じられ運営関係者の方々、また町の雰囲気もとてもよく、良い写真が撮影出来ました。
人混みにあふれていない場所で撮影するのも、もう忘れかけているくらい久しぶりですが、自然豊かな街の魅力は足を運んでみて初めて感じるものです。
思い起こすこと私の幼少期の田舎生活は、別な意味でもっと素朴だったなぁと一人心に思うのでありました。
そんな幼少期の田舎生活を思い起こすことはさておき、開成町には用水路がところどころに巡っていて水田と紫陽花が数多くあります。
流水音が絶えず聞こえている感じでしょうか。とても気分が良い感じです。
平日の隙間を狙ったためか「あじさいちゃん」には出会うことができず少々残念でしたが、それ以上に自然豊かな土地に出向けた事が何よりも良かったです。
イベント開催中は、近隣にいくつも駐車場が設営されているようですが、多くの方は「あしがり郷 瀬戸屋敷」に向かうようです。
ここにはお弁当も売っていたり、カフェ、売店、トイレ、休憩所などが設営されているので知っている人はここに来るのかなと思います。
あしがり郷は聞くところによると、400年近くも前から存在しているようで、つい20年前くらいまで実際に住人が居たというお話しをカフェのお姉さんから聞きました。
この茅葺屋根の日本家屋は、改築はしているであろうものの今も使える状態であることに驚きます。
私は残念ながら抱えていた機材の関係で中に上がることをしませんでしたが、昔見たことのある土間があったり畳敷きの広い部屋がいくつもあったりと、とても広い。
イベント開催中の影響なのか、多くの観光客やカメラマンがいらっしゃいました。
人力車のサービスもありました。
少々、どころかかなり暑かったのですが、この光景に目が行ってしまいご利用しているご夫婦の写真を横から撮影させていただきました。
青い空と緑の田んぼ、そして人力車の赤いスカーフがなんとも絶妙にコラボしているような、そしてご乗車のご夫婦がまた似合う。
なんともほっこりする情景だなと、勝手ながら掲載させてもらいます。
さて、肝心要の紫陽花ですが、これまであまり見たことのない数の多さに圧倒されました。
町中が紫陽花だらけ、と言っても過言ではなく「紫陽花が町の花として制定」されているだけあると思います。
私の田舎は水田がない地域だったため、こういった光景は昔を思い出すというより、日本人として安心感を得るというか、お米を育てて頂いているだな、そんな感情になり農家さんには頭が上がりません。
木漏れ日に照らされた紫陽花も素晴らしく、たまたま直前まで小雨が降っていた事もあり、紫陽花らしい写真が撮影出来ました。
町の中をウロウロしたときに撮影した写真をギャラリーに収めました。
今回は開成町の魅力が少しでも伝わればと思い、記事にさせていただきました。
これから更に暑い時期になってきますが、多忙に輪をかけて多忙になりそうな予感が…
金を追うな花を追え、そんな言葉が天から聞こえてきた開成(快晴)日和でした。
しれっと? Z 8 が発売中なのですが、私は(強気に)見て見ぬふりを。。。本当は機材は軽いほうが助かるんですが、まだいけると自分に言い聞かせながらも、軽いの良いなぁと。
もやし生活で弱った体にムチを打つように Z 9 + 50mm で腕力を鍛えながら撮影を続けていきたいと思います。
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