Atlassian2013

オーストラリアに、アトラシアンという企業があります。
http://www.atlassian.com/

プロジェクト管理ツールとして、JIRAという製品を主軸に開発をしています。

使い勝手の良いツールとして、世界中の有名な企業で導入されてる実態があります。

日本でもIT企業を中心として浸透し始めてきている段階ですが、この浸透の速度感は外来ならではのもので、ある意味期待を裏切らない感じかと想像しています。

日本特有の・・・といったところでしょうか。

浸透の速度感について、私はこの理由の一つとして言語の問題に依存しているのではないか、と思っています。(日本人は日本語しか学べない環境)

また、「新しいものは触りたくない」、「前例が無い」等と言っている管理者や権限をお持ちの方が真剣に考えてくれない会社ほどそのような傾向が見受けられそうです。

新しいツールの導入については確実にセンスを求められるでしょうし、組織の将来を左右する重要な判断なのでその点については理解は出来ます。

ですが、どうしてか会社にすがり付いている方ほど「面倒は避けたい」という傾向がありそうですね。

JIRAの導入によって将来どれだけ効率的になるかを予測をすることは難しい訳ですが、そういった点を加味して考えていただきたいものです。

もし悩んだら知っている人に相談してみるなど、どれほど良いサイクルが生まれるかはJIRAに少し踏み込めば直ぐに分かってきます。

私も、いくつかのプロジェクトでこのツール(JIRA)を使っておりますが良し悪しや他のツールとの比較をして掲載するまでもなく、他を圧倒するものがこのツールには存在しています。

6月20日、アトラシアン日本法人設立記念トークセッション & パーティー、が開かれますが幸いにして私も参加予定ですので、こういったイベント関連では久しくとても楽しみにしています。
http://atlassian.peatix.com/

サンフランシスコオフィスの風景が、写真で公開されています。
イノベーションの重要性を感じさせる何かがありますが、企業としてとても魅力的であることはオフィスの風景から伝わってきます。
http://officesnapshots.com/2012/07/20/atlassian-san-francisco-office-innovation-community-design/

私は、この写真が気になりました。ワンちゃんOK?(笑)

なんと、
アトラシアン社には営業部が存在していないそうです。

小規模なIT企業ではもっともな実態ではありますが、ここまで大きな企業に営業部が存在しないのは、これもイノベーションの一つかもしれません。

エンジニア頭脳集団というべき企業でしょうか。

日本法人が設立されるということですので、心から本当に応援したい企業です。

先日、日本法人代表のスチュアートさんと食事をしてお話することができました。(日本法人代表になると知ったのはその後のことですが・・・)

とても良い雰囲気のあるアメリカ人ですが、バリバリの日本語使いの方です。

幼少期から日本で育ったとのことでしたが、私よりも年上なはずなのですがその雰囲気を全く感じさせないというところが、そのポジションにいる証拠かもしれませんね。

私が応援したい理由の一つとして
現在のIT関連企業における「システム開発プロジェクト」進行のあり方に疑念を持ち続けているからです。

アジャイル開発が主体となってきた今日では「アジャイル」という言葉に縋っているだけで本質を見抜いている人は数少ないかもしれません。

PM役がいて、エンジニアを取りまとめる、という図式は JIRAによって崩壊されるかもしれません。

言い過ぎかもしれませんが、プロジェクトマネージメントという役割をJIRAを元に考えなおす必要性が出てくるでしょう。

私は、このツールを使うことでそんな様に感じました。

エンジニアの混沌とした世界を明るくしてくれたのは、エンジニア自身だったのかもしれませんね。

日本市場での繁栄を心より願うとともに、明日の記念パーティーでは刺激を受けてきたいと思っています。

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