その日の用事を終え、予め持ち出していた Z 9 を抱えていざ出陣。
これまでなにかと見逃していた、横浜みなとみらいの全館点灯イベントの様子を撮影いたしました。
みなとみらい界隈は、何かしらのイベントが常時行われていて賑やかな印象(というか事実)ですが、然程興味も薄いのと、なにかと足が重くて機敏に動けないなど、実は人混みが苦手な私からするとなるべく人の少ない方へと行きたい性分であります。
この日は、大さん橋からの撮影を予め想定しており向かいましたが、なんと物凄い人の数。
これまで見たことも無いような人混みで驚きました。
しかも19時を過ぎたころで極寒ともいえる体感零度に近く、吹きさらしの桟橋ですから、防寒していないとあっという間に凍えます。
その様な中でも、多くの同類?カメラマンが撮影に勤しんでいました。思っていたより三脚を抱えているカメラマンが多かったなぁという印象。
体感零度ですから、手も震えるわけでしてグローブをしていてもこの寒さには長時間は耐えられません。
そのような中、長秒露光に挑んでいますが、相変わらず床はバウンド状態の大さん橋ですから人が通るたびに微妙な振動がセンサーを揺らしてしまいます。
やはりヒット率は低めで、40枚ほどの撮影で4枚ほどしか、まともな状態で写っているものは有りませんでした。
床のバウンドもあるとは思うのですが、それよりかは私の手元が震えていたのがおそらく大きな原因です。最初のシャッターを押す瞬間が肝心なんですよね、そこから離すまでのコンマ何秒か。
ワイヤレスリモコン、持ってくればよかったなと現場で後悔するも時既に遅し。
14-24mm, 100-400mm, 50mm と三大レンズを持参しましたが、やはり50mmは裏切らないですね。
50mm の抜群の解像感は想定通りの描写力でした。
それでもバチピンではなかったこともあり、Lightroomで強化NRを施して、空の青味を若干カラーグレーディングしています。
赤レンガ付近では、なんのイベントかは定かではありませんが、メリークリスマス状態ですね。例年通りにどでかいクリスマスツリーが設置されています。
さて、全館点灯、といえども全部は点灯してないというのは大目に見ましょう。
いつもよりは明らかに華々しい光源で照らされた素敵な光景を、極寒の中で堪能させていただいた横浜みなとみらいの夜でした。
このイベントはフォトグラファーの心を揺さぶりますが、撮影ポイントはこの大さん橋か、はたまた大黒ふ頭から望遠レンズで、みたな感じなのでしょうね。それか、ザ・タワー横浜北仲からかなぁ。
たまたま、別の日に Oakwood Suites 46Fの展望室から手持ちで写したものがあったので掲載しますが、こんな感じですね。一番厳しいのは、ガラス越しになってしまうので屋内の光源が写り込んでしまうという点でしょうか。
スカイウォークが改めてオープンしているようですが、18時までとなっており、しかも途中までしか行けないようなので、昔のスカイウォークのように橋桁の中心まで行けたら良いのになぁと思うところであります。
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